ストレッチフィルムを荷崩れ防止バンドに変える以外にも、環境対応でコスト削減を実現した方法
があります。
それは、配送時に商品保護用に使われる外装用の段ボール(以下マスターカートン)を無くしてしまうことです。
配送時に商品を保護するためマスターカートンを使うことは良くあります。
数個の商品をマスターカートンに入れ、商品の破損や荷崩れを防いでいます。
マスターカートンは配送後は廃棄されることがほとんどで、使用される個数も多く結構な費用がかかっています。
また最初の組立や商品のセット、配送終了後の開梱や廃棄処理などに時間と労力が必要で、それらは全部人件費となって跳ね返ってきます。
マスターカートンを無くすためには商品の保護をどうするかが最大のカギになります。
1つの例として「ギフト製品の配送事例」がコンサルタント事例にあります。
この事例では、マスターカートンの購入費、人件費、
カートンの廃棄処分費などトータルで年間4000万円
ほどのコストダウンにつながっています。
この事例は、日経産業新聞や業界誌でも取り上げら
れました。